こんにちは、ライターのペペです。
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それでは書いていきます。
ナンバーズとは
沢村のナンバーズ
ナンバーズとは、沢村が投げる七色に曲がるクセ球のことです。
田舎の弱小中学野球部のエースだった沢村は、指導者に恵まれず独自のフォームや投げ方で投手を務めてきました。
その変則的なフォームや独特の握り方、スピンのかけ方がこのクセ球を投げれる要因だったのです。
クセ球が大きく発覚したのは体力テストの遠投の時でした。
全力で遠くに飛ばそうと思った球は、大きく弧を描きフェンスより大きく手前までしか投げることができませんでした。
この時監督は無意識に投げる沢村のクセ球に気づき、徐々に沢村の能力を認めていくようになります。
そして練習を積み重ね、握り方やフォームの基礎を学んでいきます。
1年の夏にはカットボールを覚え、冬にはフォーシーム(ストレート)、チェンジアップと握り方を研究し習得。今では自身のクセ球を意図的に操ることに成功しています。
そんなナンバーズの種類はのちに説明させていただきます(^^♪
余談 現実のナンバーズ使いは?
ここでサクッと沢村のナンバーズを説明しきってしまいましたが、この説明だとどんな球なのかいまいちピンときませんよね。
ではここで現実世界(プロ野球選手)のナンバーズについて解説していきます。
プロ野球選手でナンバーズを扱う投手はいるかという問いの答えは、いません。
ナンバーズというのは、ダイヤのエースの作者寺島裕二さんが魔球として独自でネーミングされた変化球です。
しかし、ナンバーズの原型は現実世界に存在します。
それは、ムービングファスト(ムービングボール)です。
ムービングファストとは、ストレートと同等の球速の打者の手元で不規則に変化する球です。
これは先程述べた手元で七色に曲がるクセ玉と同じですね!
手元で変化するので、打者の芯を外して凡打にできることがこの球の強みです。
皆さん聞いたことがあるムービングの一種が、ツーシームファストことツーシームだと思います。
ツーシームも打者の手元で曲るのですが、あれは右投手ならシンカー方向、左投手ならスクリュー方向に少し沈む球ですね。
それに比べムービングファストは、変化の仕方や方向が定まっていないのでより厄介な変化球となっています。
ここで主なツーシーム使い、ムービング使いを挙げてみます!
ツーシームについては上記以外の選手で投げる選手がたくさんいます。
しかしムービングファストについては、上記以外にも発掘できて2,3人ほどです。プロ野球界でも希少な存在となっています。
ナンバーズが実際どんな軌道をした球なのかをみたい場合は、ぜひ上記の選手たちのピッチングを見て下さい!!
沢村が操るナンバーズ一覧
ナンバーズは全部で12種類
ナンバーズは名前の通り数字が割り振られ区別されています。
0~1の12種類あり、その中でも操れるものをピックアップしていこうともいます。
ツーシーム (ナンバー2)
プロでもよく多投されているシンカー方向に沈むムービングボールです。
沢村は秋ごろに習得し冬練で制度を上げ、春にはうまく操れている状態になっています。
ミットの位置にアジャストするほどの制球力があるので、今後試合でも登場する可能性は大いにあります!
フォーシーム (ナンバー4)
何も変化しないスピンを利かせた真っ直ぐです。
縫い目に2本の指をかけ、指先に神経を全集中させきれいなスピンをかけます。
沢村は現在最速138kmのフォーシームを投げます。
それに出所が見えないフォームから投げ出されるのでバッターの体感は143kmほどの速球に感じます。
このフォーシームというスピードボールを軸とすることによってほかの変化球を生かすことができます。いわば原点で最強の球。
チェンジアップ (ナンバー3)
フォーシームと同じ腕の振りから繰り出すブレーキの利いた球でタイミングを外します。
ボールの握り方は、okサインや鷲掴みなど回転を少なくし、ブレーキをかける持ち方なら自分の感覚に合うものにカスタマイズできるのが特徴です。
落合コーチに教えてもらいうまくはまり、習得させました。今では決め球としても扱うことができ、相手にこの球を意識させることができます。
カットボール (ナンバー5)
沢村が初めて意図的に操るれるようになった変化球です。
印象に残っているのが1年の夏大会決勝の稲城実業戦ですね。
カットボールでゲッツーを取ったときは鳥肌ゾワッときましたね(笑)
高速チェンジアップ (ナンバー6)
スプリットと少し似ています。落ち幅があまりなく、少しブレーキが利いたボールです。
想像するとしたら、プロ野球の則本投手などが投げる「チェンジオブペース」という緩球ですね。
そのボールはストレートより約10kmほど遅いタイミングを外すための球種となっています。
チェンジアップは急速差が20kmあり空振りを誘うのに対して、高速チェンジはタイミングを少し外しひっかけさせる為のボールです。
沢村はチェンジアップの練習時にこの球種に手ごたえを感じ、今も練習しています。
試合ではまだあまり投げていませんが、この球も習得することで投球により厚みが生まれてきます。
カットボール改 (ナンバー7)
鋭く曲がるカットボールにより磨きをかけキレを持たせた球です。
1年の夏に習得したものを冬練でレベルアップさせました。
後輩キャッチャーの奥村などは取ることができないレベルのスピード、キレ、曲がり幅を持っています。現時点で沢村の最高の決め球だと思われます!
スプリット(ナンバー11)
フォークより少し浅くボールをはさむようににぎり、打者の手元でストンと落とすボールです。
降谷は1年夏に習得し武器としていますが、沢村はまだ制球が定まらず試合では投げずらい状況です。
しかし白龍高校との練習試合で美馬に対して、御幸のリードによりスプリットを試合で解禁しました!ここから公式戦でも投げれるように習得してほしいです。
終わり
いかがでしょうか。今回は沢村が現時点(196話)までに操れているものを中心にピックアップしました。また使えるナンバーズが増えたら随時更新します!
他のダイヤのエースの記事も見やすく共感を持てるように作成したので是非見ていってください(^^♪
それではまた別の記事でお会いしましょう!
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